肝斑(かんぱん)は、シミの一種です。頬(ほほ)の両側に左右対称の形状で現れやすいのが特徴です。
30代〜40代の女性に多いといわれています。紫外線で濃くなるケースもある、やっかいなシミです。ここでは、肝斑を治療する方法について解説します。
肝斑の治療は保険適用される?
肝斑は治療することのできるシミです。しかし誤ったセルフケアで悪化させる例が少なくないようです。皮膚科に相談すれば早期の改善が見込めるでしょう。
ところで、気になるのが肝斑の治療にかかるお金です。もし皮膚科で治療可能であれば、保険が適用されるのではないでしょうか?
そう思う方は多いのですが、残念なことに肝斑の治療は保険の適用外です。というのも、肝斑に限らずシミは病気とは判断されない為です。
肝斑ができる原因は、妊娠または更年期特有の女性ホルモンの乱れといわれています。
紫外線を長時間浴びたり、ピルの服用によって女性ホルモンのバランスが変化した場合も肝斑ができやすくなります。肝斑のできたところを強くこするなどしても悪化します。
ホルモンバランスの乱れは看過できない状態ではありますが、症状がシミとなると審美性が加わるので治療は自費診療になります。治療を検討する場合はその点に注意しましょう。
医療機関では、セルフケアではできない治療を受けることができます。では、医療機関で受けられる肝斑の治療とは具体的にどのようなものなのでしょうか? 詳しく見ていきましょう。
肝斑はどうやって治す?薬?レーザー?
肝斑の治療は、医師に肝斑と診断されてから受けられます。内服薬や外用薬、レーザー治療などが肝斑治療の主な方法です。
中でも、トラネキサム酸の内服が効果的であるといわれています。
トラネキサム酸はアミノ酸の一種です。肝斑の原因である女性ホルモンの乱れを改善することはできませんが、シミの原因となるメラニンの発生を抑える効果があります。
有効性が高く、医療機関で医療用医薬品として使用されています。服用開始から2〜3ケ月程度で効果が実感できるようです。
外用薬は美白効果の高いハイドロキノンやトレチノイン、ビタミンCを含むものを塗布します。トラネキサム酸を注射することもあります。
外的治療ではレーザー治療が注目されています。こちらは痛みが少なく即効性があるのが特徴です。レーザートーニングという方法を採用しているクリニックが多いです。
かつては強いレーザーを照射することで色素沈着を加速させてしまい、かえって肝斑を悪化させるというのが通説でした。しかし弱いレーザー治療であればその心配はいらないでしょう。
レーザー治療では弱いレーザーを数回に分けて患部に照射し、蓄積されたメラニンを少しずつ減少させていきます。
内服薬などでの治療と併用すればより早くシミが薄くなりますので、肝斑を早く治したいという方におすすめです。
肝斑の治療ならメディエススキンクリニックへ
ここまで読んでみて、かんぱんの治療に興味を持った方もいるのではないでしょうか?新宿・銀座でクリニックをお探しの方には、メディエススキンクリニックがおすすめです。
なぜなら、メディエススキンクリニックではシミ・くすみ・かんぱんの最新治療が受けられるためです。7種類の施術コースがあるのでご自身の症状や予算に合わせた治療をご提案できます。
もし肝斑以外のシミが出ていた場合でも改善出来るでしょう。
メディエススキンクリニックのレーザートーニングは、2つの波長のレーザー照射でメラニンに直接アプローチ。フラットで低出力な照射ができるため、炎症などを起こす心配がありません。
肌に与えるダメージを最小限に、かんぱんを確実に薄くしていきます。
また、医療機関ならではのアフターケアも充実。日焼け止めクリームの外用のご案内や他の治療との併用のご提案もできますので、色素沈着の再発率が低いです。
銀座院限定ですが、肝斑の治療に特化した5回コース、10回コースもご用意しています。
レーザートーニングにケミカルピーリングやイオン導入、ホームケアセットなどがついたお得なコースです。ぜひご利用ください。