毛穴の開きや毛穴の黒ずみ・・・お悩みは様々。それぞれ原因もあります。

毛穴に関する悩みは人それぞれあることでしょう。その原因や状態を正しく理解することで、間違った対処をしないようにすることが治療への近道になります。まずは、毛穴に関する悩みの種類を紹介していきます。

毛穴の開き

たるみ毛穴とも呼ばれ、男性にも多くみられる症状です。肌の弾力が失うことによって周りの皮膚が縮み、毛穴が落ち込んでしまっている状態で、頬の周辺の広い範囲の毛穴が目立つのが特徴です。乾燥肌の人に多く現れます。

毛穴の黒ずみ

毛穴ジミとも呼ばれる症状で、いちご鼻が気になる人も同様ですが、角栓の酸化に黒ずむのが原因となり引き起こされます。メラニンが過剰に生成されることによって色素が沈着した状態で、鼻を触るとざらざらした感触があり、くすみが気になるという人も多いです。

角栓

角質と皮脂が混ざり合ったものを角栓と言い、取っても毛穴に詰まってしまう人がいます。Tゾーンが常にテカっているようなオイリー肌(脂性肌)の人に多い悩みです。鼻の頭によく見られ、詰まりを放置することで黒ずんでしまうこともあります。

毛穴落ち

ファンデーションを塗っても毛穴が目立ってしまう毛穴落ちですが、特に夏は汗をかいてしまうためメイクが崩れることも多く、頬の部分は毛穴落ちが起こりやすくなっています。

毛穴の奥には「皮脂腺」というものがあり、夏に毛穴が目立つ原因となっています。毛穴は皮膚の奥に溜まった皮脂の出口として機能していて、気温と湿度の高い夏では体温を下げるために毛穴が開き、汗や皮脂が出やすくなります。こうして開ききった毛穴には皮脂と混ざったファンデーションが落ちやすくなってしまい、毛穴落ちができてしまいます。

ニキビ

おそらく最もポピュラーな肌の悩みであるニキビですが、毛穴の中に雑菌が入ることで引き起こされます。ニキビ跡も肌のトラブルとして発生することが多く、正しいケアが必要となります。

毛穴の対策、美容皮膚科で可能な治療法について

美容皮膚科では毛穴対策治療として下記のような治療法方が代表的です。

イオン導入

ビタミンＣ、アミノ酸、ヒアルロン酸、トラネキサム酸など有効な美容成分を症状に合わせて選び肌に導入するのですが、微弱電流を使うことで肌の表面部分だけではなく、奥の方まで浸透させる治療法です。

ケミカルピーリング

グリコール酸やフルーツ酸などを顔に塗布し、毛穴に詰まった角栓などを取り除く施術です。

２週間に１度くらいのペースで、イオン導入と併せて行うと更に効果的です。

レーザー治療

レーザー治療には複数の種類があります。毛穴の引き締めやコラーゲンを増殖させる「フラクセルレーザー」や、肌に弾力を持たせる「カーボンピーリング」、毛穴を引き締めハリのある肌を実現させる「サーマクール」など、悩みや症状に合わせて使い分けることが可能です

エステでと美容皮膚科の違いと、自宅ケアの落とし穴

美容皮膚科で可能な治療方法は自宅でのケアではもちろん、エステでも受けることができない治療になります。
比較をされることも多々あるエステと美容皮膚科。
これらの違いは専門の医師がいるかどうかです。美容皮膚科では病院で使用するような医療機器や強い成分の薬剤を使用することができ、即効性のある治療を行ってもらうことができます。ただ、ダウンタイムでの副作用が起こることもありますので、医師と相談しながらアフターケアを行ってもらいましょう。

自宅対策の間違いについて

自分のお肌に合っていない方法や間違った方法でケアをしてしまうと、かえって肌の状態を悪くしてしまうことがあります。洗顔のしすぎで肌に必要な皮脂まで除去してしまい肌荒れの原因になってしまうことや、貼ってはがすタイプの毛穴パックを使って角栓を取ることができますが、肌への刺激が強すぎるため毛穴が傷ついてしまうことがあります。傷ついた毛穴からは雑菌が入りやすくなり、ニキビの増加や黒ずみの原因にもなってしまいます。正しい方法でケアを行いましょう。

毛穴対策、自宅ケアに限界を感じたら美容皮膚科へご相談ください。

自宅ケアに有効な方法として、まずは化粧水などで肌に潤いを与えて毛穴を引き締めることが重要です。加えて、根本的な原因である毛穴の皮脂を取り除くとよいでしょう。ただ、皮脂の量やお肌の状態は一人ひとり違いますので、自宅でのケアに限界を感じてしまうこともあるかと思います。

メディエススキンクリニックではお肌の状態をしっかりとカウンセリングし、根本からお肌の悩みを解決します。治療だけでなく、肌をより美しくするためのケアも行ってもらえるので、美容のプロフェッショナルから細かいケアを受けることができます。小さな悩みでもお気軽にメディエススキンクリニックまでお問合せください。