赤いニキビ跡の原因。跡を残さないためには?
“ニキビができるとただでさえ憂鬱ですが、それがいつまでも治らず、跡になってしまっては更に落ち込みますよね。特に赤いニキビ跡は遠目からでも目立ち、鏡を見るたびにため息をついている人もいるかもしれません。
赤いニキビ跡を残さないためにも、その原因や対処法を知っておきましょう。”
黒ニキビ、白ニキビ、赤ニキビ…一口に「ニキビ」と言っても、実はその原因や炎症の程度によってニキビにもさまざまなステップがあります。それと同様に、ニキビ跡にもいくつかのステップがあるのはご存知でしょうか。赤みのあるニキビ跡は炎症が一通り治まったあとにできるもので、それが色素沈着してしまうと赤茶っぽいシミのような跡になり、悪化するとクレーター状のデコボコのニキビ跡になります。肌の状態をキレイに保つためにも、赤いニキビ跡の段階でしっかりとケアをすることが重要です。
肌が赤くなってしまう原因は、炎症を起こしている皮膚に対しそのダメージを修復するために毛細血管が拡張しているためと言われています。人間の身体では、皮膚に限らず炎症や傷ができるとそこに毛細血管を集中させ、傷を治癒しようという反応が起こります。身体が受けたダメージを回復するための自然な反応ですが、患部(この場合はニキビによって炎症が起きている箇所)に集中的に血管が集まるので、そこが赤く見えてしまうのです。
赤いニキビ跡を自分で消すなら
この状態を自分でケアする場合には、肌が自然に生まれ変わるターンオーバーを意識してケアすることが重要です。赤いニキビ跡がある肌は非常にダメージを受けており、そこに刺激を加えてしまうと更に悪化する危険性があります。「ニキビ跡を消す」と言われる市販のアイテムはいろいろありますが、ニキビ跡がある段階で肌本来のバリア機能が低下してしまっていますから、肌をケアするためのアイテムさえも刺激になりかねません。あれこれと試すうちに更に悪化させてしまうこともあります。
自分にとって必要なものなのかどうかの見極めは重要です。あまり冒険はしたくないという人は、良質な睡眠、規則正しい生活、バランスの摂れた食事を心がけ、自然なターンオーバーが促進されるように身体の中からケアしましょう。
赤いニキビ跡を皮膚科で治すなら
“ニキビ跡のセルフケアに限界を感じたら、専門医に相談するのも1つの手段です。皮膚科では肌の状態を見ながら、適切なケア方法を提案しています。赤いニキビ跡に対しては、一般的には薬剤やレーザーによるピーリング、そして光を使ったスキンケアを施されることが多くあります。ピーリングによって適切なターンオーバーを促し、更にスキンケアの中で美肌に効果があるといわれるコラーゲンやエラスチンといった成分を導入しながら、なめらかな肌を目指します。
専門機関でケアをすれば施術後のアフターケアにもしっかり対応していますから、自分の肌ときちんと向き合いたい人にはオススメです。
カウンセリングを重ねながら、最も効果的な方法を探っていきますので、カウンセリングだけも可能なため、ニキビ跡が気に成る方はぜひ相談をしてみましょう。”