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”エイジングケア”最近では一般的になってきましたが、どのようなものかご存知ですか?
テレビのCMや雑誌、美容品を扱う店舗でも「エイジングケア」という言葉を頻繁に見かけるようになりましたよね。「アンチエイジング」という言葉で親しんでいる人もいるかもしれません。
エイジングケアというと「若作り」のようなイメージがあって、「良い歳になった自分が、今さら若返りのために色々と頑張るのも…」と思っている人も多いのではないでしょうか?
エイジングケアというのは、一言でいうと「年齢に応じた適切な肌ケア」という意味です。もちろん、後ほど詳しく説明する「エイジングサイン」に気づき、それをケアすることで、実年齢よりも若く見られる可能性も高くなります。若い時に比べ、紫外線などのストレスに弱くなってきた肌を守り、肌そのものの力をできるだけ維持しよう、という考え方なのですね。
(ちなみにアンチエイジングとは、肌などの美容的なケアだけでなく、より身体や認知機能の老化を防ぐために直接的な対策を行うことを指します。)
とはいえ、具体的にどういったことをすれば良いか分からない人が多いのも事実です。
実際に、年齢別にどのようなケアが必要か、解説していきます。
それでは気になる年齢を見ていきましょう。
エイジングケアはいつから始めるのが効果的なのでしょうか?先ほど説明したようにエイジングケアは「年齢ごとに合わせた肌のケア」なので、実は始めるのに早すぎるということはないのです。
エイジングサインと呼ばれる老化のサインを感じるのは、実は30〜40代ほどからだと言われています。
肌のたるみや、ほうれい線などのしわ、毛穴の開きなどなど。あとは肌のくすみなどが代表的なエイジングサインです。そのほか、「化粧ののりが悪い」、「肌の乾燥が以前よりも気になる」などの状態も肌が老化していっていることを示しています。
これらの原因となるのは、ずばりストレスなのですが、ひとくちにストレスと言っても、さまざまな要素があります。
例えば、紫外線は肌に直接ダメージを与え、「活性酸素」と呼ばれる有害な物質を生み出します。この活性酸素は喫煙や日常生活のストレスなどによっても引き起こされ、美容面だけでなく、がんなどの原因になるとも考えられているのです。
そのため、次で例を紹介しますが、紫外線のケアをするためのUVクリームなどの肌ケアはもちろん、肌の調子を整えるための栄養補給をすることも大切です。エイジングケアにもさまざまなアプローチがあるということが分かっていただけるかと思います。
年代別にエイジングケアのポイントをお教えします
それでは、年代別にどのようなエイジングケアが必要なのかを見てみましょう。
20代
麗しい肌を保つために必要な「コラーゲン」。コラーゲンはたんぱく質の一種です。皮膚や骨、血管などにも含まれており、身体の組織を保つ役割を果たしています。このコラーゲンは体内でつくられるのですが、その生成量は20代後半から落ち始めます。そのため、コラーゲンを多く含む食品やサプリメントを意識的に摂ることが大切です。また仕事にプライベートに忙しい時期ではありますが、食生活や睡眠習慣を整えることも大切なエイジングケアです。
30〜40代
肌のハリがなくなってきたり、しわが気になり始めるこの世代。肌の潤いが徐々に保たれなくなってくるため、コラーゲンを体内に維持する役割を果たすセラミドをサプリメントなどで補うことが大切です。とにかくテーマは「保湿」です。保湿力に優れた化粧品で、自分が使い続けられる品質と価格のものを見つけたいですね。またエステで肌の力を活性化される施術(フォトメディカルやショッピングスレッドなど)も検討したいところです。
50代以降
エイジングケアをしているかどうかで、見た目年齢に大きな差が出始めます。活性酸素を防ぐために、カテキンやポリフェノールなどファイトケミカルス(抗酸化物質)を含むサプリメントなどの摂取や、ビタミンの摂取は健康を保つうえでも効果的です。とくにコラーゲンをはじめ、タンパク質は意識的に取り入れたいですね。もちろん、保湿力の高い美容製品を使うことも大切です。
このように年代別にケアすべき点はあるものの、今日この日からエイジングケアを始めることが何よりも大切です。場合によっては、エステでプロに相談をすることもおすすめです。
いつまでも今日の自分のことを好きな私でありたいですよね、ぜひできることを取り入れてみてくださいね。